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境界線上のホライゾン〈上・下〉 感想



荒い画像で申し訳ない。

一日に二度更新するのもどうかと思いますが、取りあえず『境界線上のホライゾン(下)』を読破したので、思い立った感想が消えないうちにレビューを書いていこうかと。
ええ、つまり自分のためですとも。

以下、ネタバレを多量に含むレビューです。(つか、本編知らない人は見てもわからないんでネタバレにもなりませんけどね)

まず、総評としては80点というところですかね。
上巻は場面設定や世界の構造を知らせるためのプロローグ的な存在なのでメインは下巻となりますが、見せ場としてオススメできるのは、

●大丈夫、ちょっと鉄分出ただけ(コニたん)
●止めるぜ!学級崩壊!(本田 忠勝)
●はい、スタート(立花 )
●授業で書いたなんて思えないほどの出来!(浅間 智)
●男になったんじゃない!貧乳になったんだ!(バカ)
●――死ね(青い黄身)
●バレなくてよかったなぁ(本田 正信)
●ほ、ほら、ノーガード!ノーガード!(アデーレ)
●リアル一騎当千(ミトツダイラ)
●牛歩戦術(本田 正純)
●二勝無敗で勝ち!(きょーこー)

あとは、挿絵として。
●有閑の同窓達の挿絵、特にガリレオ
●せーじゅんのパンツ
●6枚刷りの豪華挿絵(黄身最高)
●ミトツダイラ、一騎当千
●おいおい、どーする?
●・・・アレ?何この懐かしい味。

一つ一つに対して感想を述べると大変なことになるので、いちいち記述しませんが、取りあえず見て損はないラインナップですので、一目してください。
よそのブログでも、こういった各場面での見所やよかったところなどは大量に見ることが出来るので、それを参考にしていただきたいと思います。

ちなみにうp主は非常にねじまがった脳みそをしてますので、あえてほかのサイトが褒めちぎるならば、自分は批評してみようかなと思ったり思わなかったり。
もちろん、この「境界線上のホライゾン」の出来は最高ランクということは間違いありません。
良作故に、という前提がつくことをくれぐれもお忘れなき用に。

以下、章立ての批評。


第一、ミトツダイラのあっけない勝利。
騎士としての身分を市民に負けることで、それ以下にする、という宿命を負っていながら、鈴の一声だけであっけなくその意見を取り下げたことは、正直こっちの観点からすると、初めからそうなるように仕向けられていたようにしか思えなかった。後に出てくるホライゾン死亡後の武蔵当主としての立ち位置への嫌悪からみても、はじめから市民にまける覚悟がなかった=武蔵の戦争を望んでいたようにしか思えない。直政とせーじゅんとの話し合いを事前に持っていたという仮定があったとしても、せーじゅんが当初の目的を「戦争させるべきでない」という観点から見ていたことを考えると不釣合いも甚だしい相対でしかないことがわかる。
まぁ、ホライゾンを救出したいって気持ちから、ああいう行動に出たっていうのは理屈としてわかるんだけど、非戦争派として登場した以上、その役割をキチンと演じて欲しかった。

まず第二、せーじゅんときょーこーの口述バトル。
話を見終わった後としては、正直これほど長く、しかも小難しい理屈を練り合わせてやる意味があったのかどうかが問題ですね。読者として、非常に入り込みにくい、かつライトノベルでありながらも正直つまらない大義名分の話ですから、置いてきぼりにされた感覚を得た人も少なくないかと思います。
結果として、せーじゅんがもたらしたのは、ヴァストファーレン会議にて、武蔵の正義を問うという方向性、そして大罪武装をホライゾンの元に集わせることで末世を食い止める大義名分ですよね。
ぶっちゃけて言えば、それ以前に論議されている、武蔵の金融関連、各居留地への配慮とか、戦争しないことで生まれる犠牲者、加えて、論と論の並べあいを打破する方法など、ちょっと蛇足が過ぎる気がした。結局、最後に述べる「武蔵の正義」、その貫徹方法として述べられる案で全て解決されているのだ。正純の宰相としての確立そしてその仮定としての成長、ひやひやさせる演出、トーリの性格とそのコマの役割の確定という二次的な要素を鑑みても、ちょっと量が多すぎる気がする。
ようは、既に正純がもっている案が全てだという事実に変わりは無い。覚悟を序盤で決めさせ、その正義と大義名分を述べ、K・P・A伊太利亜と対立、この流れに蛇足は必要ないと思われる。

第三、本田二代、立花宗重戦
これは、話の流れに対する疑問みたいなものかな?
まず第一、加速の札で速度を上限無く上げられるっていうのは、立花宗重の能力じゃなくて札そのものの力なんじゃないでしょうかね?
おそらく、そういう速度でふさわしい力が使えるという人間として彼がすごい、という論法になるのでしょうけど、もうちょっとなんか個性が欲しかったなぁ・・・。
第二、大罪武装で戦うにも関わらず、その能力を一切使わないのは、意味があるのか?ということ。
第三、その大罪武装に峰とはいえ、ぶったたかれた二代がより早い速度を出したということ。これは負傷なんか気合で切り抜けるぜ!的な根性論なんでしょうかね?だとしたら正直、理屈っぽい(悪い意味ではない)川上稔の文章としてはナンセンスかな、と。
前から思ってたんですけど、根性論だしちゃうと、相対する相手なんかもはや関係なくなっちゃうわけで・・・そういうのはどうかなと。加えて、どの能力でもそうですけど、解釈が自由すぎませんかね?正直相手がちょっとでも油断するとどんな相手にでも勝ててしまうというのは、相対的な強さを無視してると思いますよねー。
ガリレオの天動説、地動説をノリキが砕くのは、正直ガリレオが手心を加えて彼を殺さなかったことが原因な訳ですよね。圧倒的な不死(無論対外的という意味で)性を持つ主人公側のキャラクターにおいて、この勝ち方はちょっと卑怯かなとも思う。
まぁ、大体の小説での戦闘での勝因なんて、「不意をついた」「根性でパワーアップ」「相手が甘かった」「皆の力で強くなるー」みたいなものが大半で、初期の能力がそのまま反映される戦いってないんですよねー。弱VS強ならだいたい弱が買ってしまう法則とでもいいましょうか。
筆者としては、弱者が強者に勝つ意外性の表現なんでしょうけど、逆にそれがパターン化するという傾向にあるんですね。せめて相対的な強さを反映してほしかったと願うのはちょっと自己満足なのかも。

あとは・・・なんだっけなぁー。
もうちょっと批評したい部分はあったんだけど、ちょっと今は思いつきません。
若干眠くなってもきましたので、今日はこれぐらいでキーボードを叩く手を止めることにします。

まぁ、散々批評しましたがなんにしても面白い小説なので読んでみることをオススメします。
続く、・・・かも。
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