
パソコンの新調に伴い、ようやく難易度「NOMAL」をクリアできたので、短い感想を書いていこうと思います。
全体的な印象としては、前作(thの1番台)『東方星蓮船』よりも幾分弾幕の密度が下がりました。

避けのシビアさや全体的な難易度そのものはさほど低下していませんが、いわゆる「
目くらまし」や「
飾り玉」が少なくなったことによって若干画面が見やすくなったことは確かです。
多量のアイテムが暗幕代わりになっていた前作の苦境もやや緩和され、本編とは関係のない部分で理不尽に死んでしまうことは少なくなったように感じました。

上の画像は6ボスの「
豊聡耳 神子(とよさとみみのみこ)」。
ここまで到達するのに計3ミスほどしましたが、ご覧とおり残機は3(戦中に4まで上昇)。
おそらくミスなし、紫の神霊をすべて集めてようやく
8機残せるか否かなので、stage4で残機をカンストできる『東方星蓮船』と違って、
1ミスが致命傷になりかねません。
また残機を増やす「
紫色の神霊」。スペルカード(ボム)を増やす「
緑色の神霊」。
双方性質が、雑多な神霊と同じなので、
近づかないと回収できません。放っておくと
5秒くらいで消えます。
たとえ相手がボスであっても、上方に弾幕が残っていても、欲しければ例外はありません。
おかげで『東方地霊殿』からのアイテム回収とは比較にならないくらい
事故死が誘発されることに……。

ただ、そのあたりの事情を鑑みたのか、本作には「
霊界トランス」という要素があり、ゲージさえたまっていれば約10秒ほど
無敵になれます。
上の画像の左下に、骸骨と人魂が3つが描かれていますが、それがゲージです。
しかしこれも、
簡単に無敵になれる! というものでもなく、使いたい要所要所を覚えて温存しておくことはもとより、1ミスするたびに「
ゲージが0になる」リスクがあります。
弾幕ゲー特有の「パターン化」が崩れる最大の原因とも言える要因にもなりかねないので、便利機能と括るのも一考。一癖も二癖もある救済要素という点が東方らしさと称するべきでしょうか。
本当の意味での救済要素といえるのは、ステージ最初からのやり直しではない「リトライ」。そして「
スペルプラクティス」でしょうか。

ただスペルカード以外の弾幕の練習や、ボムを打つタイミングなどは計れませんので、あくまで避けきる練習ができるだけ、という点には注意が必要でしょう。
【以下、個人的な戯言】キャラクターに関してはあまり思い入れがない、というか「キャラ設定」が感動の要素とは程遠いことを加味すると星蓮船より
妄想を垂れ流すのは無理そうです。
物語の根底は、「道教VS仏教」ということで、自機になるかとおもっていた「聖 白蓮」はあらゆる意味で今回の事件の真意を知りすぎていたからこその不参戦でした。
そのくせ、「響子」「小傘」「鵺」と命蓮寺一派はかなりの出演数を誇っているあたり、関係は根深いのでしょうか。
お墓なら人が驚いてくれる! とわくわくしながら待ってたらゾンビに場所をとられた小傘は本気でかわいそう。
白蓮への恩返しに内緒で用心棒雇った鵺あたりにもニヤニヤ。
やっぱり星蓮船のキャラクターがいいですねー。
NOMALクリアにかかったのは約7時間。20分くらいの暇を見つけてはちょくちょくやっていたので、日に換算すると2週間くらいはかかったかもしれません。1ミスの致命さは類を見ない厳しさです。
気になった方は、上記に留意し、独自の調査を含め、購入を検討していただければ幸いです。
読了お疲れ様でした。
スポンサーサイト
*
ラスボスとEXはいまいち影が薄いけど。