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【Xbox360】無双OROCHI2、雑感




コーエーテクモゲームス発売『無双OROCHI2』についての雑感を今回は綴っていきます。


あらすじ

本作で描かれるのは、前作『無双OROCHI』のその後の世界である
三國・戦国の英傑達の活躍により平和を取り戻したかに思われた異世界に、新たな脅威が迫ろうとしていた。

次々と討ち死にしていく仲間。各地を蹂躙する妖蛇の進撃。
かろうじて生き残った武将たちは、最後の特攻作戦を決意するのだが・・・・・・。


【Good point】

1、次世代機の中でも高次元の描写力とワラワラ感。

今回は敵兵の種類も豊富で、あっという間に1000人斬りできるワラワラ感が素晴らしいですね。

シナリオ上は殺伐した戦場ながらも、それを彩る背景が「お祭りゲー」ならではのファンタジックさを併せ持っているので、順来の爽快感を継承しつつ新鮮味のある舞台に。

oroci2-keitai03.jpg

2、キャラの住み分け。

戦国、三国、歴代ORCHI登場のオリジナル、計120人以上人物が存在しながらアクションの住み分けが出来ている点はやはり大きいですね。

膨大なナンバリングで増えたキャラクターをいわゆる「リストラ」せずに用意してくれるのは、無双作品においては当然という風潮ではありますが、ここまで来れば立派なものでしょう。
製作者側の作品に賭ける意欲が感じられます。


自分の使うキャラクターによって会話が変化するなど、今作の要たる「ストーリーモード」において薄いながらも武将らの大半が作品の中核に関わってくるため、戦国三国問わず、無双ファンならば広く楽しめるであろう工夫が見られるのも素晴らしいところ。

難易度「修羅」となると、さすがに常識外れの難しさとなりますが、大半の実績、アイテムを獲得する分にはさほど難易度が高くないのも大きく間口を広げる一因だと言えるでしょう。

oroci2-02.jpg


【Bad point】

1、膨大なキャラクターに難。

上に挙げたように、キャラクターの作りそのものは細やかです。が、やはり数が多いせいで一人一人の個性の薄さは否定できません

しかし決意を固めて「リストラ」しようにも、一度出してしまった以上ファンのためには減らす選択肢を選び難いもので、ハードが高性能になるたび、ナンバリングを重ねるたび、どんどん個性が薄まっていくという悪循環に陥っている印象がありました。


多くをカバーしているとはいえ、ほぼ出番のないキャラクターも複数存在し、頑張って全キャラクターを噛ませようと頑張った果てが、同じ戦場での抱き合わせという方向性になってしまい、仲間になった感慨というものを薄くしてしまうことに。

猛将であろうと終盤に仲間になろうと、使用時には必ず「Lv.1」のままですし、モーションの差別化はうまく出来ていても「このキャラを使おう」という動機には一歩踏み込めていない感覚を拭えません。

oroci2-01.jpg


2、『ストーリーモード』の演出に難。

時を渡り、悪しき過去を変える」というコンセプトは、個人的趣向を度外視してもうまく考えられているなと感じました。

・・・・・・が、肝心の演出がどうもぱっとしない

例えば、「あの時見殺してしまった仲間を救出する」目的があって、さぁ過去に来た! しかしどうしても助けられない仲間というのが一部いるわけですよ。

問題は、それが「扉が閉じられていて事実上救出が不可能」だったり、「助けに近づくと戦況に関わらず敗走」だったり、果ては「洗脳されている!」という荒唐無稽なものだったりで、「助けられない」というより「死なされている感」が強いです。

頑張って戦ったけどどうしても手が届かなかった。そういった「悲壮感」が全く感じられません。

無双の仕様上、死に際に血飛沫が上がるわけでもなく、無残に朽ち果てた死体があるわけでもなく、前提条件として過去に戻れることもあってやっぱり緊張感もなく。ストーリーモードで表現したかったであろう抗う姿が実感できないことが、何よりも大きな損失でしょう。

戦略を練れば助けられる。逆に戦略なしに突っ込んでも助けられない。

そういったプレイングの問題を前提とした救出劇であったならば、ただストーリーをダラダラ追うのではない、プレイヤー自身が参戦している気分をもっと味わえたのではないでしょうか。


もちろんレアアイテムを使ってしまえば、戦略も糞もなくなってしまうわけですが、取得条件を「ストーリーモードクリア後」に設定すれば済む話で、その点では問題になりません。

戦場を舞台に悲哀を押すなら、対象年齢を跳ね上げてでもするべき演出があったはずです。

oroci2-03.jpg


上の2項目に加え、

1、ストーリーモードを進めて行くことに開発できるようになる『無双の戦場モード』が、バグ無しにはまともに改変さえできない仕様。(武将を副数名変えるのが関の山)

2、繰り返しプレイするたび、各戦場で短くないロードを挟んでのイベントが何度も起こる

などが単純な掻痒感としてプレイヤーの士気をみるみる下げる要因になっていました。


コンセプトやキャラクターの住み分けばかりに拘って、肝心な演出やプレイングに際する粗があまりにも露呈しすぎている、と言えるでしょう。

個人的には、無双系ゲームとして硬派だった『無双シリーズ』が最早『戦国BASARA』もかくやといったハッチャけぶりにやや辟易


【個人的な戯言】

一応私のプレイ深度は、複数キャラクターをLv.99にし、

oroci2-keitai01.jpg

全ステージを難易度『修羅』で攻略した程度です。

oroci2-keitai02.jpg


お気に入りのキャラは『ガラシャ』(なのじゃ!)

そこに、操作のしやすさから『王異』と『かぐや』加えて『修羅』の攻略を進めました。が、キャラの性能というより武器に添付する属性さえ揃えば攻略は自体は楽な印象。

唯一恐ろしかったのは、ハードの処理能力によって表示されない兵士で、中でも弓兵の凶悪な狙撃はHPフル状態から一気に死に到ることも・・・・・・。

戦国武将勢のノーモーション乱舞が怖いので地面に下ろさず倒しきる「お手玉」技術も必須でしょうか。



【総括】

無双シリーズを知っている人も、知らない人も楽しめる作品ではあります。

しかし万人向けを目指した結果、演出面や個々の武将の個性が薄れ、プレイするほどに底の浅さが露呈する「長続きしない作品」であることを念頭においたほうが良いでしょう。






気になった方は上記に留意しつつ、購入を検討していただければ幸いです。





















読了お疲れ様でした。
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○2012/03/19○
オロチとバサラにはちょっと馴染めないな。じゃあ三国無双か戦国無双かというとそれも微妙で、三国無双6をやったらイベントでぱっと出てきた武将がぱっと死ぬ展開が多くて萎えた。グラはキレイになったけど話についていけない。
[ 編集 ]
○2012/03/19○
どんどん個性が薄まっていくのは、しかたのないことですよね~

無双OROCHIはやったことありませんが、こういう一騎当千系のゲーム自体あまりしませんね~

これを機会にやってみるのもありかも・・・

[ 編集 ]
○2012/03/21○
返信送れました。申し訳ない。

> オロチとバサラにはちょっと馴染めないな。じゃあ三国無双か戦国無双かというとそれも微妙で、三国無双6をやったらイベントでぱっと出てきた武将がぱっと死ぬ展開が多くて萎えた。

ハードの違いで自分6はやってないんですよね。
ただ1、2,3,4,5と「魏」「呉」「蜀」頑張ってたのに年代の違う「晋」のキャラクターまで参加したことで、キャラクタークリエイトに大半の要領が使われて、史実を踏襲する楽しみが少なくなった印象が強いですかね。「三国無双2」世代の人間からすると、後半に出てくるキャラクターほど親しめない印象。

硬派な「三国志」シリーズあるし、ある程度は戦場でありえない動きしてもいいんですけど、戦場という場所の重みが足りないのが微妙なところ。戦争やってるわけだから人がぱっと死ぬのはしょうがないんでしょうけど、もうちょっと見せかたに工夫が欲しいですな。ここらへんはOROCHI2も同様。

>グラはキレイになったけど話についていけない。

グラはたしかに綺麗になったけど、美しいというより「小綺麗」。イベントでキャラの表情があんまり動かないし、演じてる人によっては微妙に感情移入できてなくて、マネキンみたいに見えるのもなんだかな。

この際対象年齢最大まで挙げて、史実踏襲しつつ血飛沫ブッシャーな、アダルト無双をやってみたいもんです。まぁ無理なんでしょうけど・・・・・・。このままいくと7あたりには需要が飽和して変な方向に突っ走りそう。
[ 編集 ]
○2012/03/21○
返信が遅れました、大変申し訳ありません。

> どんどん個性が薄まっていくのは、しかたのないことですよね~

新しい作品のウリとしてキャラクター増やしたい気持ちはわかるんですけどね、一人一人に底の浅さが見えてしまうようでは本末転倒と言ったところでしょうか。普通に考えれば120以上のキャラに違った性格を持たせようなんて、自分の首をしめる行為以外の何者でもありません。

> 無双OROCHIはやったことありませんが、こういう一騎当千系のゲーム自体あまりしませんね~
> これを機会にやってみるのもありかも・・・

戦国はともかく「三国志」は何かきっかけがないと入り辛いですよね。無双ゲームを俯瞰してみればいわゆる「ボタン連打ゲー」としての地位を確立してしまっていることもあって、なんとなく手を出し辛いところもあちますし。

ただ実際手を出してみると、さほど敷居も高くなく、話も難しくないわけですが、ストーリー重視というには微妙。アクション重視としてもなんだかなぁ、の雰囲気ゲームでガッカリする人も多いと思います。

記事を見て買おうかな~と思ってくれるのはすごくありがたいことなんですけど、「絶対面白いですよ!」と太鼓判を押せない出来栄えなのが痛いところ。

時間とお金に余裕がある、もしくは三国、戦国の二次創作作品に興味がある、といった強い動機がある場合にのみオススメ、とさせていただきたい次第であります。
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