espliaのちょっとだけ時代遅れ。

生むは雑感、生きるは過去、ちょっと遅れた感想中心ブログ。

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やってきたよ、ドルイドさん!雑感








ペットではない。仲間だ!






MF文庫さん刊行、志瑞祐著『やってきたよ、ドルイドさん』についての雑感を今回は綴っていきます。

Espliaのあらすじ

ある日学園にやってきた金髪の転校生、「ホリン・シャレイリア」は、数多の獣を率いて森と生きる「ドルイド(自然の守り手)」であった。
もちろん樹液をなめて生活していた彼女に常識なんてものはなく、クラス委員の「白川夏穂(しらかわかほ)」らを巻き込んだ大騒動が頻発することに。


読み終わった感想は「ストーリーそのものの面白さはないが、万人受けしそうなオーソドックスなギャグ作品」といったところでしょうか。



まず初めに。
ギャグ路線がメインの小説では、私自身の趣味にのみ因る、客観性を欠いた感想しか書く事ができませんので、目に見えておかしい点、過剰に行き過ぎた表現など、目立った粗がない以上は、今後一貫して文章量少なめの「簡易感想」となります。(普段の50%程度)



以下より本文



本作は真面目なストーリー上の随所に細かく笑いを散りばめていくものとは違い、ストーリーそのものの重要性は著しく低く、「笑いをとるための土壌」以上でも以下でもないというような印象を受けます。

ゆえ、総括には書かかせていただいたよう、ストーリーそのものの伏線や謎、ヒューマンドラマによる感動的な因子というのはほとんどなく。その場その場のノリで会話や行動が起されていく展開が大半ということになるため、肌に合わない人にはとことんふざけているように見えないかもしれません。


ネットスラングや他のメディアのパロディも少なからず流入しており、それらの嫌悪感を抱く人も留意が必要でしょう。


シナリオの根幹が、長年森で暮らしてきた「シャレイリア」が巻き起こす破天荒な振る舞いに対し、一般常識を持った学園の生徒がそれに突っ込む、という過程で成立するオーソドックスな笑いの形態である一方。

美少女大好き女「夏穂」が中~後半に行くに従って本来の役割である読者との共通認識を投げ打ってボケに走ってしまうという状況が多々発生し、本来締めるべきところで締まらないメリハリの無さが露骨に浮いてしまっている印象が拭えません。



軽妙な会話の応酬ではなく、全般に奇怪な行動(「法香」との喧嘩など)をもってくる動的な要素が強いこともあって、過激な描写動き回るキャラクターの説明、加えて登場人物全員がボケるという展開にまでなってしまうと、「醒めるな」というほうが難しい注文であります。

やや飽食気味



キャラクター全般に関しては、上述の通り、ほぼ全員がその場のノリで生きているような奇怪な行動を起すため、一見して一本芯が通っているような硬派なキャラがおらず
またライトノベルでは珍しく同年代の男性キャラクターがほとんど登場しないこともあって、選り好みを激化させる要因となっているように感じられます。


メインヒロイン(?)たる「シャレイリア」が、「男は顔」と豪語していることを含め、言動全般の裏をどう捉えるかで作品全体の評価が覆るかもしれません。


個人的にはあまり目立たないサブキャラクター「法香」、「知子」らの方が薄味な分好感を抱き易いように感じることが多く、やはりギャグメインとはいえ常識人の存在が欠かせない要素であることを再認識させられました。




ただ文章そのものの読みにくさはなく、過剰にパロディに走っているわけでもないので、人それぞれ好みの違う「笑い」という要素を扱っているに「しては」万人向けな作品である、と評しても間違いではななさそうです。






気になった方は上記の点に留意しつつ購入を検討していただければ幸いです。











読了お疲れ様でした。

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○2011/10/25○
esplia様は私が読んだ事のないラノベを多く紹介してくれるので、うれしいです。

そして、今回も読んだことがない作品なので、とりあえず記事を読んでの感想を。

>ほぼ全員がその場のノリで生きているような奇怪な行動を起す

>本来締めるべきところで締まらない

ということなので、なんというか読みたくはなりませんでしたが、面白そうな作品ですね~

常識?なにそれ樹液よりおいしいの?って感じでしょうか?(意味不)

「森からやってきた」のだから常識がないのが常識だあということを著者は書きたかったのだと勝手に推測。

その場のノリで生きているということならば、全体的にテンポは速いのでしょうか?

>言動全般の裏をどう捉えるかで作品全体の評価が覆るかもしれません

言動全般の裏・・・・・・さすがの着眼点です。

最後に、まったく関係ありませんが東方SS面白かったです。最初から読みましたが、人物の存在している「場所」についての説明はわかりやすく、ヒロインの愛らしさが伝わってきました。

二章になって、主人公が放置されている場面、主人公の思想がどこから来たのかという詳しい説明、具体的な例、などなど「土台」がきちんとしているから文章が「死」に対しての向き合い方を強く認識させてくれました。

そして町についてからは一気に流れが明るくなったように感じ、「キスメ」の登場シーンの「・・・・・・きらい」
のところが一番お気に入りです。


ということで、ファンになりました次回作期待。

[ 編集 ]
○2011/10/25○
でけぇ。こんなもんだったっけ?と疑問に感じて他と見比べるとやっぱりでけぇどうしてこうなった。

あらすじからビンビンと地雷臭を感じて当時スルーした記憶がある。絵はよかったがなあ。
[ 編集 ]
○2011/10/26○
> esplia様は私が読んだ事のないラノベを多く紹介してくれるので、うれしいです。

ありがたいお言葉ですね。ちなみに判断基準は曖昧で、目に付いたものを片っ端からといった具合。
節操なしではありますが、いろいろなジャンルをそれなりに面白く読めるお得な性格。


> そして、今回も読んだことがない作品なので、とりあえず記事を読んでの感想を。
> >ほぼ全員がその場のノリで生きているような奇怪な行動を起す
> >本来締めるべきところで締まらない
> ということなので、なんというか読みたくはなりませんでしたが、面白そうな作品ですね~

部分部分のギャグは本当に面白いのですが、総合的にストーリーで何をしたかったのかなぁ、と考えてしまうと波乱、波乱、波乱と続いて整合性があまり取れていない印象でありました。

一貫したストーリーではなく、ただ単純に笑える『撲殺天使ドクロちゃん』と似通った趣ですね。


> 常識?なにそれ樹液よりおいしいの?って感じでしょうか?(意味不)
> 「森からやってきた」のだから常識がないのが常識だあということを著者は書きたかったのだと勝手に推測。
> その場のノリで生きているということならば、全体的にテンポは速いのでしょうか?

樹液の件は私も笑いましたね~(笑)。教室で弁当代わりにキノコ採取し始めたあたりで愛着が湧いてきます。

常識がないのが常識という点はわりかし早く描かれ、「あのドルイドだし」と風潮が出たあたりから更に発展した問題が用意されている点はなかなか侮れない筆者さんでした。とはいえ落としどころが強引すぎるかなぁ、というのも偽らざる本音ですね。

テンポの速さはピカイチ、しかしその犠牲となった整合性。部分部分の文章の乱れが、気になる人には気になるでしょう。


> >言動全般の裏をどう捉えるかで作品全体の評価が覆るかもしれません
> 言動全般の裏・・・・・・さすがの着眼点です。

男は顔だ!という発言も、筆者が「何の脈絡もなく主人公ベタ惚れするヒロイン」に対してのシャレイリアを使った皮肉であると同時に、「おいおいヒロインがそういうこと言うなよ~」という差異による笑いの取り方と受け取ることもできるわけですから。字面そのままの意味で「白けて」しまうとさすがにその人と本作の相性は悪いだろうなぁ、という憶測を含めての言動の裏を読むということなのでした。

おそらくそういうシビアな方はいらっしゃらないと思いますが・・・・・・。


> 最後に、まったく関係ありませんが東方SS面白かったです。最初から読みましたが、人物の存在している「場所」についての説明はわかりやすく、ヒロインの愛らしさが伝わってきました。

上の感想とは全く別に、個人的には過去が描かれずに主人公にベタベタするヒロインというのが苦手(嫌いではなく、理由が欲しいなぁという意味)で、本来ならば「どうして好きになったのか~」という過去に振り返るべき事柄を典型的なボーイミーツガールの形態に書き換えてみました。

スカートが捲れるなどのお色気がないのはもちろんのこと、愛想も薄く、ある事情から突き放した言動が目立つヒロインなので、表だって見せはしないが、内面から滲む面倒見のよさがチラチラ見える程度の頻度でしか登場しませんでした。

そんな中、かすかに見える愛らしさをサカナ狩りさんに読み取っていただけたということは、筆者としては涙なしには語れない幸運であります。


> 二章になって、主人公が放置されている場面、主人公の思想がどこから来たのかという詳しい説明、具体的な例、などなど「土台」がきちんとしているから文章が「死」に対しての向き合い方を強く認識させてくれました。

土台の設定は多分に個人の趣味が入っています。正直なところ自分で書いていてうっとうしいなぁ、と想う事が結構あります(汗)

とはいえ、やっぱりキャラクターを動かす上で重要な舞台ですから、言葉が多くなっても伝えたい雰囲気というのがありますから、なんと口で言おうともや汲み取って貰えたことは非常にうれしかったりしますね~。

ひーこらせっせと書き連ねた苦労は無駄じゃなかった!


> そして町についてからは一気に流れが明るくなったように感じ、「キスメ」の登場シーンの「・・・・・・きらい」
のところが一番お気に入りです。

鬱々としたところにギャグを入れたくなるのは悪い作風です・・・・・・。

ちなみにキスメはヤマメの妹分ではありますが、年の離れた妹でもペットのように従順でもない、というのが私のイメージです。
当然ヤマメが本作以外でも毎度毎度、一人でうまいものを突付いては制裁を加える感じですね。近くにいる人にもとばっちりが・・・・・・!

ひらがな言葉なのは一概には会話分の区別のためですが、箱(桶)入り娘ならではの無邪気さも兼ね備えさせているつもりで(わかりにくーい!)、イメージとしては明け透けな物言いの「びんちょうタン」みたいな感じでしょうか(例までわかりにくい!)


> ということで、ファンになりました次回作期待。


身に余る光栄です。ありがとうございます!


とはいえサボり癖のある身には、そういう意味でも身に余りますねぇ(おい)。
ブログで好き勝手に書いている作品ですらそうなのに、全国何万の人間に読まれる作家さんの苦労は計り知れません。

とはいえ一度書き始めたからには伏線や結末をきちんと書きたい!というのも偽りの無い願望なので、延期が続くやもしれませんが長い目で楽しんでくれれば幸いです。

長くなって申し訳ありません。
[ 編集 ]
○2011/10/26○
> でけぇ。こんなもんだったっけ?と疑問に感じて他と見比べるとやっぱりでけぇどうしてこうなった。

画像がデカイよ、ドルイドさん!(ネタまで二番煎じか!)

雑感記事に使う画像は主にgoogleさんで検索を掛け、出版社さんのHPなどから拝借するのですが、それでもやけに大きかったり、過剰に小さかったりすることがままあります。(今年の春あたりからスキャナーは応答なし)

小さい場合は拡大すると目が粗くなるのでどうしよもうないのですが、大きい分には余白を切ったり、縮小する
手はずとなります。今回の画像は半分にするには中途半端に小さくなってしまうので大きいほうがいいだろ!と思って載せたら御覧の有様~。


> あらすじからビンビンと地雷臭を感じて当時スルーした記憶がある。絵はよかったがなあ。

あらすじもギャグ路線にしては筋が通っている印象。狛犬が爆発して~というよりはとっつき易いです。(どっちも購入したがな!)

絵を描いている絶叫さんといえば「とらドラ!」のコミカライズで有名なお人。
単行本化はさすがに遅々としてますけど、アニメでは省かれた原作の小ネタをしっかり踏襲してくれるので大満足といったところ。

撲殺天使ドクロちゃんが笑って読めるなら、似通ったノリの作品(猟奇方面ではなく)なので機会があったら読むとええよ。
[ 編集 ]
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