espliaのちょっとだけ時代遅れ。

生むは雑感、生きるは過去、ちょっと遅れた感想中心ブログ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
*
スポンサー広告 ○ Trackback:- ● Comment:-○

幕末魔法士、雑感


bakumatumahousi-01.jpg







私は今日みたいな夏晴れの日に生まれたんだ。

だから――






電撃文庫刊行、田名部宗司著『幕末魔法士-Mage Revolution-』についての雑感を今回は綴っていきます。

あらすじ

明治維新が始まろうとする幕末の日本。
大坂適塾で学ぶ優れた蘭学者、魔法士「久世伊織」は、塾長の命でとある魔道書を翻訳するため、出雲は松江へと赴くことになるのだが・・・・・・。



読み終わった感想は「物語の見せ方がうまい一方、踏むべき手順を踏んでいないが故に物足りない印象が残った作品」といったところでしょうか。



本編最大の魅力は、主人公兼ヒロイン(?)「久世伊織(くぜいおり)」の生い立ちにまつわる謎と、ヒロイン(?)兼主人公「失本冬馬(しもととうま)」の出生の謎。この二点を上手く使った性別偽装についての解答や、物語の動かし方にあったように感じられました。

イラストを含め、最序盤から「久世伊織」が女であるという認識を読み手に植え付けながら、「どうして女性であることがバレないのか」という根本的な疑問に対するネタを仕込んでいるのはなかなかに斬新な見せかたであるように思います。


ただ「伊織が実は男ではなかった」という最重要部分でのインパクトが薄く、中盤までの問答がやや薄ら寒いものになってしまっていること。

また最初から「伊織」の姿を見通しているはずの「冬馬」が、男だと信じきっていた根拠の薄弱が気にかかる点はやはり「男装女子」ジャンルとしては弱く、シナリオ上の面白みはあっても、驚嘆を引き出せるレベルではありません


「伊織」と「冬馬」の主観を使い分けた物語の構成ながらも、やはり女性主人公ということもあって感情移入がしにくく。主人公でありながら上の問題(性別)故、内情があまり語られないこともあり、読み手が主人公になりきって楽しむことが著しく不可能。


私的には、ここはいっそ男性であり、本編では「伊織」よりも内面描写のある「冬馬」を主人公に設定。イラストや文章でも「伊織」の性別をひた隠しに、最後の最後でネタばらしするのが王道かつ常道ではないかと愚考するところ。これぞいわゆるギャップ萌え


まぁ私の考えだと、表紙が男(に見える)キャラのみになり、ジャンル超えそうな危なっかしさを演出してしまう可能性が高くなりますが・・・・・・。



世界観に関して気になることも多く。

幕末魔法士という存在についての根本的な疑問はさておき、登場する全員が全員「西洋の言語を用いた魔法士」であるというのが個人的には残念でありました。

日本の魔道といえば、深い知識はなくとも「陰陽道」。 

それをそっちのけにして、なんだかよくわからないラテン語?を多用して展開されるバトルは、幕末という時代背景にあってなかなか奇異なものが感じられますね。

よしんば、外海の魔術にスポットを当てるにしても、味方も敵も、やられ役も全員西洋かぶれというのもバリエーションに乏しい印象を拭えません。

呪文の語感。また今後続刊を売り出すに当たって、「西洋VS東洋」の図式がやりたいがための出し惜しみなのという考えかたも間違いとは言いませんが、せめて「伊織」だけは和の装いを貫いて欲しかったというのが本音です。


人によって感じ方は違うと思いますが、呪文1つでどんな不思議現象も思うが侭、みたいな棒立ち図式で行使される魔術の面白みのなさ

また魔術を使う上での致命的なリスクや弱点への記述が薄いことによる展開の薄っぺらさが加わり、いかにも詩的で、「カッコよさげな」単語を羅列されたとしても、余計に想像力が働かなくなるだけで終わってしまいます。


後半になればなるほど、この微妙な詠唱が連続で続くため、その過剰装飾っぷりに辟易してしまうことも。せめて「印」を結ぶなり、魔術にのみ依存しない戦術を編み出して欲しかったですね。

オリジナルが輝くのはやはり綿密な設定があってこそだと思いました。



上記の戦闘描写の難に加え、今作の敵役が(隠されてはいても)あからさまな人物であった他、迫力もなく、どこか思想も中途半端であったため、死闘というほどに焦りや憤り、緊迫感を得られなかったのは大きな痛手でしょう。

大逆転の一手が「戦略」ではなく「性能差」や「血筋」に強く依存していることも含め、消化試合、というと語弊がありますが、もう少しそれなりの演出の強化が欲しいところでありました。

主人公両名の生い立ちや性別が終盤まで隠される。それはつまり、人間性をウリにするには物足りない舞台なわけですから、それ以外の演出が物足りないのは作風として致命的であると言えるでしょう。


見せかたはとても面白い。しかし言ってしまえば終盤まで読んで、初めて1つ感動できる、というレベルでしかない。そんな風に感じました。


文章そのものは読みやすいですし、インパクトは薄くとも起承転結もしっかりしているので駄作とは間違っても評せませんが、王道に行くならば王道へ、奇抜にするならもっと奇抜に。メリハリをつけてハッチャけたほうが面白い作品になったかもしれませんね。




気になった方は上記に留意しつつ、購入を視野に入れていただければ幸いです。















読了お疲れ様でした。
スポンサーサイト
*

ブログの模様替えと今後の運営について


季節の変わり目、ということで今年一発目の模様替えとなりました。


前回がこちら


blog-hennkoumae-05.jpg


そして今回がこちら





となります。



ここまで来ると文章化する意味もありませんが、コンセプトは「聖白蓮」。

『東方星蓮船』での夜明けの演出や、白蓮様の服飾の色彩で固めましたが、真っ白な背景が目に痛い、残念な見栄えになってしまいました。(いつものこと)


昨年の、イメージカラー(春なら桜、夏なら海の青~)を重視する方針から一転。今年は好きなキャラクターを中心に据える方向性で弄る予定です。

次は誰にしましょうかねぇ。ワキワキ



改変に利用させていただいたテンプレートが、いつも使っているものとは違うため、重要な不具合等ありましたら是非ともご一報ください。





次に今後の運営についてですが、この度、職場勤務時間帯が大幅に変更されることとなりました。


通勤時間の倍化に加え、不本意ながら昼夜逆転の生活となるため、今後のコメント返信のテンポが大きくずれ込みそう・・・・・・。


一週間一記事更新の約定も、しばらくの間は中断となります。




まぁ、なんだかんだ言っても、もともと少ない更新頻度ですし。
目に見えて更新が滞ったり、いつのまにかブログが消失するというような心配もない、と思いますのでじんわりと生暖かい目で見守っていてくださいますよう、お願い申し上げます。


esplia

*

【Xbox360】無双OROCHI2、雑感




コーエーテクモゲームス発売『無双OROCHI2』についての雑感を今回は綴っていきます。


あらすじ

本作で描かれるのは、前作『無双OROCHI』のその後の世界である
三國・戦国の英傑達の活躍により平和を取り戻したかに思われた異世界に、新たな脅威が迫ろうとしていた。

次々と討ち死にしていく仲間。各地を蹂躙する妖蛇の進撃。
かろうじて生き残った武将たちは、最後の特攻作戦を決意するのだが・・・・・・。


【Good point】

1、次世代機の中でも高次元の描写力とワラワラ感。

今回は敵兵の種類も豊富で、あっという間に1000人斬りできるワラワラ感が素晴らしいですね。

シナリオ上は殺伐した戦場ながらも、それを彩る背景が「お祭りゲー」ならではのファンタジックさを併せ持っているので、順来の爽快感を継承しつつ新鮮味のある舞台に。

oroci2-keitai03.jpg

2、キャラの住み分け。

戦国、三国、歴代ORCHI登場のオリジナル、計120人以上人物が存在しながらアクションの住み分けが出来ている点はやはり大きいですね。

膨大なナンバリングで増えたキャラクターをいわゆる「リストラ」せずに用意してくれるのは、無双作品においては当然という風潮ではありますが、ここまで来れば立派なものでしょう。
製作者側の作品に賭ける意欲が感じられます。


自分の使うキャラクターによって会話が変化するなど、今作の要たる「ストーリーモード」において薄いながらも武将らの大半が作品の中核に関わってくるため、戦国三国問わず、無双ファンならば広く楽しめるであろう工夫が見られるのも素晴らしいところ。

難易度「修羅」となると、さすがに常識外れの難しさとなりますが、大半の実績、アイテムを獲得する分にはさほど難易度が高くないのも大きく間口を広げる一因だと言えるでしょう。

oroci2-02.jpg


【Bad point】

1、膨大なキャラクターに難。

上に挙げたように、キャラクターの作りそのものは細やかです。が、やはり数が多いせいで一人一人の個性の薄さは否定できません

しかし決意を固めて「リストラ」しようにも、一度出してしまった以上ファンのためには減らす選択肢を選び難いもので、ハードが高性能になるたび、ナンバリングを重ねるたび、どんどん個性が薄まっていくという悪循環に陥っている印象がありました。


多くをカバーしているとはいえ、ほぼ出番のないキャラクターも複数存在し、頑張って全キャラクターを噛ませようと頑張った果てが、同じ戦場での抱き合わせという方向性になってしまい、仲間になった感慨というものを薄くしてしまうことに。

猛将であろうと終盤に仲間になろうと、使用時には必ず「Lv.1」のままですし、モーションの差別化はうまく出来ていても「このキャラを使おう」という動機には一歩踏み込めていない感覚を拭えません。

oroci2-01.jpg


2、『ストーリーモード』の演出に難。

時を渡り、悪しき過去を変える」というコンセプトは、個人的趣向を度外視してもうまく考えられているなと感じました。

・・・・・・が、肝心の演出がどうもぱっとしない

例えば、「あの時見殺してしまった仲間を救出する」目的があって、さぁ過去に来た! しかしどうしても助けられない仲間というのが一部いるわけですよ。

問題は、それが「扉が閉じられていて事実上救出が不可能」だったり、「助けに近づくと戦況に関わらず敗走」だったり、果ては「洗脳されている!」という荒唐無稽なものだったりで、「助けられない」というより「死なされている感」が強いです。

頑張って戦ったけどどうしても手が届かなかった。そういった「悲壮感」が全く感じられません。

無双の仕様上、死に際に血飛沫が上がるわけでもなく、無残に朽ち果てた死体があるわけでもなく、前提条件として過去に戻れることもあってやっぱり緊張感もなく。ストーリーモードで表現したかったであろう抗う姿が実感できないことが、何よりも大きな損失でしょう。

戦略を練れば助けられる。逆に戦略なしに突っ込んでも助けられない。

そういったプレイングの問題を前提とした救出劇であったならば、ただストーリーをダラダラ追うのではない、プレイヤー自身が参戦している気分をもっと味わえたのではないでしょうか。


もちろんレアアイテムを使ってしまえば、戦略も糞もなくなってしまうわけですが、取得条件を「ストーリーモードクリア後」に設定すれば済む話で、その点では問題になりません。

戦場を舞台に悲哀を押すなら、対象年齢を跳ね上げてでもするべき演出があったはずです。

oroci2-03.jpg


上の2項目に加え、

1、ストーリーモードを進めて行くことに開発できるようになる『無双の戦場モード』が、バグ無しにはまともに改変さえできない仕様。(武将を副数名変えるのが関の山)

2、繰り返しプレイするたび、各戦場で短くないロードを挟んでのイベントが何度も起こる

などが単純な掻痒感としてプレイヤーの士気をみるみる下げる要因になっていました。


コンセプトやキャラクターの住み分けばかりに拘って、肝心な演出やプレイングに際する粗があまりにも露呈しすぎている、と言えるでしょう。

個人的には、無双系ゲームとして硬派だった『無双シリーズ』が最早『戦国BASARA』もかくやといったハッチャけぶりにやや辟易


【個人的な戯言】

一応私のプレイ深度は、複数キャラクターをLv.99にし、

oroci2-keitai01.jpg

全ステージを難易度『修羅』で攻略した程度です。

oroci2-keitai02.jpg


お気に入りのキャラは『ガラシャ』(なのじゃ!)

そこに、操作のしやすさから『王異』と『かぐや』加えて『修羅』の攻略を進めました。が、キャラの性能というより武器に添付する属性さえ揃えば攻略は自体は楽な印象。

唯一恐ろしかったのは、ハードの処理能力によって表示されない兵士で、中でも弓兵の凶悪な狙撃はHPフル状態から一気に死に到ることも・・・・・・。

戦国武将勢のノーモーション乱舞が怖いので地面に下ろさず倒しきる「お手玉」技術も必須でしょうか。



【総括】

無双シリーズを知っている人も、知らない人も楽しめる作品ではあります。

しかし万人向けを目指した結果、演出面や個々の武将の個性が薄れ、プレイするほどに底の浅さが露呈する「長続きしない作品」であることを念頭においたほうが良いでしょう。






気になった方は上記に留意しつつ、購入を検討していただければ幸いです。





















読了お疲れ様でした。 *

神さまのいない日曜日、雑感








あなたを一人にはしません。

それは墓守の役目ですから。






富士見ファンタジア文庫刊行、入江君人著『神さまのいない日曜日』についての雑感を今回は綴っていきます。

espliaのあらすじ

15年前に、この世界は神に見捨てられた。なぜか人は生まれず、死者が死ぬこともない。

そんな世界でも「アイ」は、今日も愛用のショベルで墓を掘る。
彼女は死者を「死者として」埋葬できる『墓守』と呼ばれる存在であった。


読み終わった感想は「リアルとファンタジーがぐちゃぐちゃに交じり合った不可思議な雰囲気に良くも悪くも魅せられる作品」といったところでしょうか。



富士見ファンタジア文庫「大賞」受賞ということで、さすがというべきか、退廃的な世界観の演出は素晴らしく。人が死ねなくなった世界の荒廃ぶりとそんな世界に遣わされた『墓守』と呼ばれる異質な存在への言及、またそれら世界観をうまく用いた伏線も上手く用意されていました。15年前から子供が生まれないのに「12歳のアイ」が存在するという矛盾がその最たるものでしょうか。


全体を見通せば小難しい設定ばかりが目立ちますが、終盤に至ってのオチのつけかたは実にファンタジック――よく言えば「童話的」で、キャラクター達の動向に明確な理由を用いないが故の、想像する楽しみが生まれているように感じられます。


しかし物語の随所に、国や社会、学校や腐敗などの現実的ワードを用いて説得力のある設定を散らしながら、終盤の展開や『墓守』などに対する作中でもっとも重要な部分への説明が、「神さま」や「運命」といった非現実的なワードであっさり片付けられてしまい、どこかチグハグとして印象があるのも事実であります。


張られた伏線には悲しいくらいに筋道が通るのに、最後の最後にだけ「理屈なんていらない!」とばかりに『奇跡』を用意されても、切り替えが追いつかない人にはなんともいえない読後感になってしまうでしょう。この辺りの塩梅は非常にもったいない。


童話のように物語を終わらせたいなら、小難しい世界観は控えるべきである、とまでは言いませんが、もう少し現実的描写と幻想的描写の境をなだらかにしたほうがすんなりと読み終えられるのかもしれません。


ただ童話的な話の締め方を指し、ずばり「悪い」とは一概に言えないであろう、と思うのが私自身の考えで、例えば重要人物の一人である「人食い玩具(ハンプニー・ハンバート)」が『マザーグース』の「ハンプティ・ダンプティ」を捩(もじ)っていると考えられることが、その理由の1つとして挙げられます。

諸説や解釈、なぞなぞの答えにいたる経緯はこの際省きますが、『不思議の国のアリス』にも登場する彼のハンプティ・ダンプティは、「いったん壊れてしまえば王でさえ元に戻すことができない」という解釈から『卵』の姿で描かれることを知っている人は多いでしょう。

筆者がその点に影響を受けているかは字面で判断しようもありませんが、「死んでも(壊れても)生き返る」という「人喰い玩具」の性質と、上記の「壊れれば誰も直せない」ハンプティ・ダンプティの性質は、神さまのいない世界、だからこそ成立してしまった皮肉として用意されているとも考えられそうです。

また『マザーグース』の詩に「月曜日生まれのこども」というものがあり、


 うつくしいのは げつようびのこども
 ひんのいいのは かようびのこども
 べそをかくのは すいようびのこども
 たびにでるのは もくようびのこども
 ほれっぽいのは きんようびのこども
 くろうするのは どようびのこども
 かわいく あかるく きだてのいいのは
 おやすみのひに うまれたこども
(谷川俊太郎訳)


この最後の二行、「かわいく あかるく きだてのいいのは  おやすみのひに うまれたこども」は、穿ってみれば主人公「アイ」を体現しているように思います。土曜日の次にあるお休みの日ということで、タイトルにつけられた『日曜日』という単語にも深い意味がありそう・・・・・・。


話がやや飛躍しましたが、つまり筆者はキャラクターの構想から見ても童話的な終焉を目指していたように思われる、ということが言いたいわけですね。

合間に生々しい世界観が入るのはあくまで物語を面白くするためのスパイスで、真にやりたかったことは、むしろ最後の『奇跡』だったのかもしれません。
そう考えるとストーリーのテンションに落差があっても、それが間違った形であると評することはできそうにありませんね。


重箱の隅をつつくようなことですが、作風という意味では、12歳の少女に容赦無く暴力を振るうシーンがあったり、ある人が凄まじい拷問を受けたりと過激な描写が多いのですが、その合間にさほど間をおかずギャグが用意している場面があって、世界観同様、「落差」に戸惑うシーンが散見されました。

前者(過激な描写)については単純に、表紙からは想像もできないくらい凄まじいものが用意されていますので、血生臭いのが苦手な人は忘れずに留意してください。



キャラクターに関しては、12歳でありながら妙に博識な「アイ」と死ねないのをいいことに凄まじいレベルで無茶をする「人喰い玩具」の掛け合いが面白く、悲観的な世界の中において読み手のテンション向上させることに一役買っています。双方生い立ちに難を抱えていることもあって、噛みあわない会話を重ねながらも根本では似通った性質をもっているのが良いですね。


「アイ」が博識なのは、コンピューターのような特性をもつ『墓守』故の知識の継承が、単純な腕力同様に血筋として流れているからなのだろうか。

とか、

「人喰い玩具」が不死になった理由は、本当に彼の思惑と不幸な偶然だけなのだろうか。

なんて疑問もふつふつと湧いてきますが、そこは「詳細を聞くのは野暮」なところなんでしょうね。一個の物語としてはきっちり完結しているのに、こういった想像する余地が残っているというのは私個人的にはむしろ高評価なポイントです。



上記以外に気なったところとしては、一部イラストに「下書き線」の消し忘れがあり、表紙以外が雑に見えてしまった点が非常に残念だったのと、歴戦の『墓守』(とはいえ最大勤務15年)「傷持ち(スカー)」さんの活躍が最後まで少なかったのが物足りなかったことくらいでしょうか。



内容が内容だけに声高にオススメとはいえませんが、気になった方は様々な点に留意しつつ購入を検討していただければ幸いです。















今回は少し長くなりました。読了お疲れ様でした。


*

たまには目的もなく




唐突ですが少し前に、スウェーデン発祥の大型家具店「IKEA新三郷店」に行ってまいりました。


特別なにか欲しい家具があるわけでもなく(強いて言えば椅子くらい)、新生活を控えたフレッシャーズでも勿論なかったので、目的そのものは曖昧でしたが、昔からインテリアの類は無意味に好きだったこともあってなかなか楽しむことができました。



『IKEA』といえば、他の家具屋(とはいえニトリくらいしか知りませんが)と違って、商品を見つつ購入するわけではなく、


ikea01.jpg


ikea02.jpg


ikea03.jpg



これらのような『モデルルーム』を幾つか鑑賞し、その中で気に入った家具の『商品番号』をメモ。
最後最後に訪れる商品倉庫で、目当ての材料を買う、という流れになるのが特徴的ですね。


簡単に言えば、全ての家具に自分の手で組み立てる前提があることになります。

言わずもがな、組み立て代行サービスもありますが、なかなかに高値で、あえて人件費を削った安上がりの家具を買った意味が薄まってしまうのが難点。


とはいえベッドや

ikea04.jpg


こういった本棚を一人暮らしの方が、えっちら組むには大変なこと。

言われるまでもないこととは思いますが、組み立てと運搬に関しては事前に一考する必要がありそうです。



ただ、私が気に入ったのは上の画像の本棚2万弱と4900円という安値のわりにしっかりした椅子くらいで、「人件費を削っただけ安価に」という謳い文句のわりには割高な商品も多かった印象がありました。

収納だけで6万~8万するものもありますし、展示されたソファーの中では19万という凄まじいものも・・・・・・。(もちろんしっかり座らせていただきました

素人目にも洒落た雰囲気がムンムン漂っているので、デザイン料といえれば納得はできますが、それは『安価』をウリすることと正反対なような気もいたします。


ikea05.jpg


デスクは比較的安価で、デザインもよかったですが、値引き商品の色が限定されていたり、後付けパーツが山ほどあるせいでメモの量が甚大なものになってしまったり。安さで扇動したいのはわかりますが、もうちょっとわかりやすさを追求しても良さそうなものです。



それとは対照的に、一階にある食器類始めとした小物はデザインの素晴らしさにそぐわない安さでオススメ

ikea06.jpg

食器類の充実ぶりに比べてやや調理器具が寂びしい印象がありますが。モデルルームで見る『こんなのどこで売ってるの?』的なインテリアや『似非絵画』の品数が豊富なので、最初に見たモデルルームを忠実に再現したい人にはうれしいところ。

個人的には本棚のガラス扉に貼り付けられた布が欲しかった(伝わり難くてすいません)のですが、それだけが見つからなかったのが悔やまれます。あー、ちくせう・・・・。



しかし、そんな哀愁も吹き飛ぶ、最後に訪れる備蓄倉庫。これのまぁ、デカイことデカイこと

ikea07.jpg


ikea08.jpg


用も無いのに妙に薄暗い通路にばかり行ってしまうのが悲しい男(?)の性。
広い空間といえば、劇団四季の劇場くらいにしか行ったことはありませんが、それも霞むほどの広さでした。

家具を買いに来た人にとっては見所でもなんでもありませんが、これだけでも一見の価値があるんじゃないでしょうか。



少々簡易になりましたが、関東圏に住んでいる人は是非、最寄のIKEAに行ってみてください。








読了お疲れ様でした。




追記
趣味で遠出するのは久しぶりなので、楽しみよりもやや疲労感が勝ってしまう脆弱性が悔やまれますねぇ・・・・・・。 *
twitter
ブログに対する掲示板の役割を兼ねておりますので、出来うる限りこちらにも目を通していただけるとありがたいです。

フォローしてくださるお方は「esplia」と検索して頂くと簡単に見つけられると思います。


espliaの生態


esplia

Author:esplia


【読書中小説】
神様のいない日曜日
幕末魔法士
KAGUYA~月の兎の銀の箱舟~
文学少女と死にたがりの道化
中の下!
曲矢さんのエア彼氏


【プレイ中(&予定)ゲーム】
黄昏のシンセミア
elona
グリザイアの果実
はつゆきさくら【済】
穢翼のユースティア【済】


【鑑賞中音楽】
嘆きの音
Dead End
borderland
少年よ我にかえれ
ノルエル
灰色の水曜日


【オススメゲーム】
FLYABLE HEART
永遠のアセリア(なるかな含)
遥かに仰ぎ、麗しの
装甲悪鬼村正
Fate stay night(hollow含)
てのひらを、たいように
月光のカルネヴァーレ
君の名残は静かに揺れて
BALDRシリーズ(戯画)
ひぐらしのなく頃にシリーズ
うみねこのなく頃にシリーズ
東方シリーズ(SLG、文、WS含)
夜明け前より瑠璃色な
CROSS†CHANNEL
リトルバスターズ!
CLANNAD
STEINS;GATE


恒久的に不定期更新ですが、
よろしくお願いします。

週一更新005


当ブログはリンクフリーです。
こちらから打診した場合は了承があるまでリンクには追加いたしません。

ブログ内検索
ブロとも申請フォーム
メールフォーム
相互リンクの申請は、
「ブロとも申請フォーム」
または、
ここにお願いします。

名前:
メール:
件名:
本文:



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。