espliaのちょっとだけ時代遅れ。

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最果てのイマ 終了記念&感想


先週は就活のセミナーや出席点の補填のためのレポートなんかで肉体的にも精神的にも疲れ果てていたけど、少しだけ暇が出来たので、最果てのイマ(フルボイス版)の簡易レビューをしてみんとす。

総プレイ時間。―――凡そ三十時間ぐらいかな?
文章が非常に難解で理解が追いつかない部分が多々あるので、メモを取りながらやらないと訳がわからなくなる可能性大。というわけで、このゲームのプレイ時間はある意味鬼門だったかも。
個人的には一日で終わってしまうゲームよりは全然良い、というかむしろ喜ぶ部類の人間なのであまり私的な嫌悪感は感じなかった。

キャラ。―――全体的に人を選ぶこと間違いない・・・が。
近年の傾向として多人数の絵師を同じゲームで使用する弊害がちょっと顕著に出てしまった感じが・・。主としては非常に薄幸そうな沙也加を筆頭にした全員の塗りが好きだったので、目だった嫌悪感は無し。
ただやはり所々(特にHシーン)で体のバランスが若干おかしくなってるCGがあったりする(+微妙に顔つきが違う)ので、人によっては情事に関わらず盛り下がる、という地獄を見るかもしれないw
まー、とはいっても立ち絵はかなり安定してるから、問題は軽微と言って良いレベルかと。Hシーンがなくても基本的に楽しめるシナリオなので、H目的で無ければ絵の問題はあって無いようなもの。
まぁそもそもエロ目的で最果てのイマを購入する人は少ないと思われ。
ちなみに主の好きなキャラは、沙也加>笛子=章二>あずさ=斎>葉子>南>ジーン(以下略)

システム。―――選択肢が斬新。
なんといっても選択肢の方法が新鮮だった。(ちなみにシステムそのものも物語りに直結する)
基本的にはネットのように文字色の違う部分(ハイパーリンク)をクリックすると、BLOGと呼ばれる分岐及び説明などが見られる形式の本では出来ない最先端の注釈的な機能である。
主人公の発言をどうするか、どのように行動するか、などといった行動選択肢は時に後の展開にどう繋がるのか不透明な部分が多く、「BADENDに直行→イライラ」という流れになりがちな自分にとってあくまで確固とした軸がある、という安定感は非常によかった。
ただ、リンクの先に更にリンクがあってそれがやたら長く、どのハイパーリンクを辿って来たのかさえ忘れるほどに複雑なものもあるのでもう少しその辺の整備というか整理をしっかりして欲しかった。
これどこの大学のレポートだよ、的な専門用語だらけのものもあって、注釈にも関わらず余計に理解不能になる場面が少なからずあるのが事実である。
知識のひけらかし、文章的なオナニーと言われてもしょうがないかも。対象年齢18歳というのが、エロがあるせいだけではないような気さえする始末。

あとCG閲覧で一枚のCGごとに声優さんの台詞が入ります。(なるかなみたいな)


シナリオ。―――前半は「?」後半は「??」
多分のネタバレを含むので要注意



シナリオは全部で九つ。
前半パート、日常編、各ヒロインのルートを一週ずつ、計四ルート。
中盤パート、日常編(パートB)各ヒロインのルートを再び一周ずつ、計四ルート。
後半パート、戦争編、計一パート。

以下それぞれの感想をば。
前半パートは退廃的な世界観を中心とした友情物語と笑いが中心で、主がゲーム中もっとも純粋に楽しかった部分。
クロスチャンネル(CC)で解っていたけど、通称「ロミオギャグ」は主のツボを突きまくっているようで、ひさびさに文章で笑い転げた秀逸な文章だった。特に「パンスケ」シーンは声も相まって神認定余裕wどのシーンにしてもギャグのセンスありまくりで、非常に楽めた。
加えて七人の友情の厚さに別の意味で終始ニヤニヤしっぱなしだったなぁ・・・。
所々に入る意味不明なリンクも嫌に何回で楽しかったし、何より読み応えが半端ない。いつまでも読んでいたい文章と評価して問題ないと思う。

が、どのキャラのパートも後半欝展開(あずさは微妙)に突入+謎だらけな展開に放り込まれる仕様でまったく解決されずに終了という超展開なのが人を選ぶ。
これはもちろん中盤への布石と思われる多々の謎を吟味する楽しさがあるので主としては問題はないわけだが、このあたりの難解さが人を選ぶといわれるゆえんであるように思う。
とはいえ、笛子ルートのみ欝というより「怖いw」特に最後のシーンでの「わたしのことしってる?」発言+ヤバ気なCGで夜眠れなくなる可能性大。欝展開ではなく、ホラー大嫌いな人間にはキツすぎるかもw

中盤パートは、前半パートで出てくる謎を一割解決しつつ、二倍にする悪意設計w
前半パートがまだ万人向けといえるレベルでも、これはヒドイの一言に尽きる難解、いやむしろ不親切シナリオw
なんせ最後の方までシナリオを読んでも文章的にきっちり解説される謎がほとんどない!その上、難しい単語の波に加えて、時間軸や登場人物の性格さえ安定しないほどw
ぶっちゃた話、後半パートはメインヒロインが一人も出てこないので、事実上この中盤パートまでがヒロインルートな訳ですが、読みきった後ここまで謎だらけな展開も珍しいw
世間的にはこれがまだ「未完」の物語だといわれているようですが、フルボイス版でも内容が変わってないことを考えるとどうとも言えないのが事実。つまり、論文でも書くように既出の文章を舐めるように個々人読解すべし、というわけですね。面倒くさがりな人、読解?それおいしいの?的な人には完全無欠に向かない仕様です。
とはいえ、今の時代にはWIKIなる先駆者の置き土産がありますので、それを頼ればある程度の解釈には至れるとおもわれ。
理解さえしてしまえば、笛子ルート、沙也加ルートのシナリオの深さに感服すること間違いなし。個人的にはこの後半パートが一番オススメできる部分かも。
なんにしても初回プレイじゃほとんどは理解不能なのは間違いなし。

後半パート。通称戦争編は、もろにSFめいた説明の連続。加えてプロトコル、IP、GVP、投射などの難解すぎる単語の嵐(とくにIT的な知識)でその方面の専門知識を持っていないととても付いていけない罠。
張られたリンクも難解な単語を説明する文章が難解、という超不親切設計で、エロゲでありながら辞書とノートが必須というシュールな状況になるかも。
加えて、最終戦が抽象的な表現の過多、加えて電脳戦という強力タッグで恐らくはほとんどの人が理解することを諦めた専門用語を理解しないと流れについていけず、加えてEDにたどりつけても達成感0という現象が起こりかねないほど理解不能な次元のレベルで、解釈を放棄してストーリーを楽しもうとした多くの人々を悉く駆逐している始末。
これはひどいw
ただし、中盤パートにも言えるように、理解すれば非常に深いし面白い話であることは間違いない。半分の仮想と半分の真実を混ぜた圧倒的な現実味は素晴らしいの一言である。

ただ、せっかく超能力者うんぬんの行があるのに、後半の「敵」との戦いはあくまで主人公と「敵」の一騎打ち。それも頭脳戦という非常にもったいない展開だったりする。
2chのような匿名チャットでの熱い展開でマヴラブのような大規模戦を彷彿していただけに「ええっー!?それだけ!?」って感じで、煮え切らない。これが非常にもったいないし、ジーンなんかの扱いも酷すぎる、加えてフランシスθを筆頭に人の死に様が呆気なさ過ぎる。
こればっかりは厨二展開スキーの主には大きなマイナスポイントと言えた。

音楽―――中の上。
OPと所々挿入された本物のクラシック音楽が良かった。とはいえ、オリジナルのBGMは加も無く不可も無くといった個性の薄いもので、頭には残り難い印象。とはいえ、各シーンにはそれなりにマッチしていたように感じた。

総評―――82点 A
とかく理解さえすれば最良部類のゲームであることは間違いない。
熱意を持ってプレイすればそれなりの見返りが帰ってくるが、あくまでクリックするだけの惰性ユーザーには根本的に不向きなつくりであることは否定出来ず。
どのレビューサイトでも言っていることだがこれほど人を選ぶゲームは珍しい。

とはいえ、解りやすいギャグも多く、それを見るだけでもだいぶ元は取れるレベルなので、かって損するゲームでもないことは確かである。読めば調べたくなる構造、とでもいうべき中毒性もある。
ただしどのシナリオも完全なハッピーエンドではない(死亡が確定キャラ多数)ので、欝耐性(+ホラー耐性ww)がなければ若干きついかも。

一応どの耐性も持っていた主として、ぜひおすすめしたい一本であるといえる。
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